本日は作り手の仕事を支えている仕事道具をご紹介してきました。出展者紹介のページでは写真とともにいただいたコメントも公開中! ものづくりに対しての思いを感じることができる貴重なコメントもお見逃しなく! 来週の金曜は違うテーマで一斉公開を行います。どうぞお楽しみに。
「製図板」として使われていた木板をペイント用の「画板」にしているそう。何枚、何千枚と描いていくうちインキが重なりあい、画板そのものが美しい模様にみえますね!
・氷室友里
生地の構造を見るための必需品「拡大鏡」。伝統工芸士の職人さんから譲り受けたものだそう。「元気一発」のメッセージとサインが素敵です。
何に使うものかわかりますか? なんと、布を染めるための刷毛です。fujii+fushikinoさんの繊細で美しいグラデーションは、これがあってのもの。
紡ぎ車で作られる羊毛フェルト。紡いだ糸を蒸して撚り止めをする時に、この糸枠を使用するのだそう。
ニット縫製のためのリンキングマシーン。ミシンと比べて、継ぎ目が目立ちにくく、縫い目の厚みを抑えることで、より綺麗に仕上げることができます。伸縮性のあるニットを縫製するのに優れた機械です。
上からカッター、筆ペン、ガラスペン。何気ない線でも、ゆらぎや、ぎこちなさを出してくれる、愛着ある3点セットです。
縫製する時はトレーに入っている道具のみを使用。ロータリーカッターで裁断をするため、裁ちばさみはノッチ(切り込みで入れる合印)を入れるのがメインだそう。
仕事道具の一つ、開明のOPAQUE。遮光インクで透明のフィルムに絵を描いてシルクスクリーンの版下を作ります。粘りがあり、かすれ具合も思い通り出せるのがお気に入り。
まち針は、長いものを織るときに長さの目印に使うのだとか。とても大事な仕事をしてくれるのですね。
製図道具を用い、頭の中にあるイメージを線にし、かたちにして、消して、また描いて。この作業は、一番難しいけれど一番楽しい時間。
乾燥した陶ボタンを削る際の相棒となってくれる道具たち。最終的な陶ボタンの形を整えてくれています。
自作のピンクッションとまち針は欠かせないアイテム。針の置き忘れが怖いので頭が大きいものをよく使っているのだとか。
・トモタケ
泥染(型染めのもの)には、クリアファイルを使用。泥を塗りこむ為、強度も必要となり、簡単に洗えて厚みも丁度よいものが理想。幾つか素材を試した結果、これに落ち着いたのだとか。
飲食業の必須アイテム「エプロン」。なんとお手製なのです。自分の気に入った柄の生地を見つけたら、買い込んで制作しているそうです。
大きな鍋・大きなしゃもじ・大きなおたま。相棒たちのおかげで、たっぷりの、美味しいスープが作れます。