仕事場は布博の会場に集う色とりどりの作品たちが生み出されたふるさと、とも言える場所。だからこそ作り手たちのこだわりに満ちています。本日の一斉公開では計29の仕事場を訪問できますよ。ぜひお見逃しなく。
木々に囲まれたログハウスの1階が居住スペース、2階がアトリエです。”mori no ie”という柄は、この私の家と周りの木々を描いたデザインです。
たくさんの織機に囲まれ、創造することがたのしくて仕方がない、そんな空間です。
2月に入ってから新しいオフィスへ引越しました! 社内にある倉庫には、製品の糸だけでなく試作中の糸も集められています。また来客スペースには、ダルマの縫い糸の歴史がわかるように壁面にちょっとしたギャラリーがあります。週末に来客スペースを利用したイベントも企画していますので、お越しの際はぜひのぞいてみてくださいね。
描画材と道具が並ぶ机。
仕事場と言われると、インドのプリントファクトリーであったり、縫製工場だったり、展示スペースだったり、実はいろんな場所が仕事場なのですが……。写真は築200年の古い日本家屋の、一番奥の一室です。パターンを引いたり、サンプルを縫ったり。ここはイメージの始まりの、ひとり作戦会議をする 隠れ家のような場所かもしれません。
「小さな陶器」である陶ボタンを作るために使っている道具が並んでいます。ミリ単位の大きさをそろえるためのノギス、陶芸用のナイフ、ボタン穴の面取りをしたり、細かな削りをするミニルーター、釉掛け用のピンセットなど、細かな道具たちが作業台の上には並んでいます。
机一つ。その上に色とりどりの刺繍糸をグラデーション別にボックスに入れています。制作中は散らかっていくので、お見せしにくいのですが、制作が終わるたびに一度リセットして机の上には何もない状態にします。
私の仕事場の一角です。ミシン仕事の休憩に、いつも壁に飾った写真や絵を見て、癒されています。前の晩に描いた図案や覚え書きなども壁にペタペタと貼ることもあります。
ヘルシンキの自宅でアトリエを構えています。窓の外からは松の木が見え、忙しく動き回るリスを横目に仕事をしています。
昨年子供が生まれてから、作業スペースを今まで以上にすっきりとさせ、制作をしながら子供を遊ばせたりしています。最近手に入れた、お気に入りの馬のペン立てに糸切り鋏を収納しています。