【「布博 in 東京 vol.10」大地から生まれた小さな芸術。ブローチ博と耳飾りパーティーで木と陶器の豊かな表情に触れてみませんか?】

一本の木から切り出され、美しく磨き上げられた耳飾り。土から生まれ、艶やかな釉薬に包まれて新たな表情を宿す陶器のブローチ。大地の恵みから作られたものには、不思議と温もりが宿ります。素材の魅力を内に秘めながら、豊かな表現でわたしたちを楽しませてくれる作品の数々を、どうぞご覧ください。
 

ao11
絵を描くように木を彫り生み出されるao11のブローチは、おとぎの国から物語を運んできてくれそうな愛らしさ。同じモチーフを異なる木材で表現したアイテムは、木の表情の豊かさを教えてくれます。

 

mori+ ayaco yoshioka


mori+ ayaco yoshiokaの鳥のブローチは、なめらかな木肌で思わず触れてしまいたくなる一品です。鳥たちを華やかにするスパンコールは、白樺の樹皮を一枚一枚手でくり抜いて作られています。

 

totokoころんとした丸い木も、鉄染で色付けられることによってキリッと引き締まった表情に。ころんとした丸い木も、鉄染で色付けられることによってキリッと引き締まった表情に。

 

ninon 白樺を用いて作られるninonのブローチは、木そのものの明るい色合いをより美しく魅せてくれます。切り絵のようなラインの描き出す形は愛らしく、思わず顔がほころんでしまいそう。

 

宮内知子 木端で表す幾何学模様が美しい、宮内知子さんのブローチ。その作品は、異なる木材を貼り合わせる「合わせ木」という技法を用いて生み出されています。

 

古川まみ 釉薬を使いながらも、しっとりとマットな質感を大切に作られる古川まみさんのアクセサリー。シンプルなピアスは左右でも形が違うので、いくつか揃えて組み合わせを楽しむことも。

 
atelier antennaatelier antennaのお花のブローチは、釉薬の色付けを変えることで表情に個性を与えています。飴色やインディゴが淡く滲む一品は、アンティークな雰囲気がシックな印象です。

 

Naoko Nakajima Pottery

ユーカリの実

Naoko Nakajima Potteryのユーカリのブローチは、どこか古代ギリシャの彫刻を思わせるよう。陶磁のもつ素朴な美しさを再発見させてくれます。

 

fajue

リボンブローチ

艶やかな質感が美しいfajueのブローチ。キュートなリボンもモノトーンのデザインならば、愛らしさの中に大人っぽさを演出してくれます。

 

灯々舎 儚げで細やかな造形と、バリエーションの豊富さで人気の灯々舎のブローチ。アネモネやユキヤナギ、すずらんを囲んだカメオ風ブローチは、宝箱の中から出てきそう。

 

UU ceramic jewelry and objects

UU ceramic jewelry and objectsの「honeycomb brooch」は、雪の結晶のような緻密で美しい彫刻と、吸い込まれそうな深い藍色が見る人を惹きつけます。
 

Atelier Tone 「土が奏でる音楽」を意味する「土音」を屋号にもつAtelier Tone。小さな陶のブローチは、ひとつふたつと並べてつけて、そこから生まれる物語を想像してみたくなります。