春の光を浴びて一際美しく輝く、布の上に咲き誇る花々。布博の会場を彩る色彩豊かなテキスタイルの中には、花をモチーフとした様々なパターンを見つけることができます。これから訪れる季節にぴったりなテキスタイルに囲まれながら、布博を散歩してみませんか?
イラストレーターでテキスタイルデザイナーのchihiro yasuharaさんが描くテキスタイルは絵画的で美しい。「midnight sun」と名付けられた柄は、幽玄な光に照らされた花園を思わせます。
nani IRO Textileの「プリトヴィチェ」は可憐な花々がまるで春からの贈り物のよう。透け感のある生地と淡い色彩が、ふわりと軽やかな印象を持たせるパターンです。
絵筆によるタッチが、繊細でありながらもたくましい生命力を感じさせる、otsukiyumiのテキスタイル。群青の美しいスミレのパターンからは、春の足音が聞こえてきそうです。
nocogouの「タンポポ」トートバッグは、春のお出かけにぴったり! 裏面はネコが「かくれんぼ」。リバーシブルで2つの柄が楽しめる贅沢仕様です。
花壇の主役、パンジーの花を大胆に用いたKauniste Finlandのテキスタイル。目に鮮やかなブルーと淡いピンクが爽やかなクッションは、お部屋を明るく彩ってくれます。
手書きの線とインクの濃淡とが、どこかレトロな味わいを醸し出すイイダ傘店マーケットのハンカチ。紫陽花モチーフの一枚は、鮮やかな青色が人々の目を惹きつけます。ふわふわのガーゼ素材は抜群の触り心地で、贈り物にも最適です。
KAYO AOYAMAからは新柄「自由の庭」が登場。庭の草花を表現した伸びやかな線による描写が、心地よく広がります。
デザイナー・掘千春さんによる愛らしいデザインとインドの職人さんの手仕事とが支え合って生まれるadmiのテキスタイル。Picnic」と名付けられた新作のハンカチは、その名のとおり春のお出かけにぴったりです。
グレイッシュな色彩が印象深いH/A/R/V/E/S/T TEXTILE/DESIGNの新作コレクション ‘island’ 。ユーカリの森を描いたこの作品にも幻想的な花が。布博では、気軽に楽しめるカットクロスも持ってきてくれるとか。
Tetra-milieu
Tetra-milieuからは、鮮やかなピンクと落ち着いたグリーンが目を引く新柄「Sarusuberi」が登場。水彩の微妙なニュアンスを再現するような濃淡が美しいパターンです。
あえて版ずれのような表現によるデザインが味わい深い相原暦さんのテキスタイル。星のように散りばめられた花々が、ハンカチの上を賑やかに彩ります。
透け感のある生地に施された繊細な小花の刺繍は、インド・ラクナウ地方のもの。手仕事のため、一つひとつ微妙に表情が異なります。ぜひ会場で直接確かめてみてください。