磁器に銀や銅を焼き付けることで、金属のような独特の質感を生み出す松本美弥子さん。一片のブローチに宿る繊細な線刻やグラデーションには、吸い込まれるように見入ってしまう魅力があります。シンプルながらも、ドローイングのような自由さとイマジネーションを備えたデザインは、どんな装いにも合わせやすいはず。使うほどに自分の色に変化していく様子も、ぜひ楽しんで。
【松本美弥子さんに聞きました】
01 ご来場いただくみなさまに向けて自己紹介をお願いします
磁器の制作をしています。白磁、銀や銅を焼きつける仕事を中心にうつわやブローチなどの身に纏うものをつくっています。
02 作品(商品)の見どころを教えて下さい
銀には時間を重ねていくにつれ表情が変わっていく経年変化という特徴があります。その表情は使う頻度、住まいの状況によりそれぞれ異なるようです。だんだんに自分の色になっていく様子を愉しんでいただければいいな、と思います。
03 最後に、会場にお越しになるみなさまへ一言メッセージをお願いします
寒い頃の京都。手仕事で溢れる布博にて自分の気持ちに寄り添うものがみつかりますように。
松本美弥子
http://www.jacinthe.jp