川辺や湖畔に転がっている、なんでもない石。だけど、自然の営みが長い時間をかけて作り上げたその形には、ハッとするような美しさが潜んでいます。そんな日常の中の美しさをカタチにしているのが「暮らすひと暮らすところ」。真鍮で作られた、色も形も一つひとつ違うブローチは、本物を石をモチーフに、日本の伝統的な技術を駆使して作られています。小さな物語とともに、自分だけの宝物を見つけてみてください。
【暮らすひと暮らすところ 戸田祐希利(とだゆきとし)さんに聞きました】
01 ご来場いただくみなさまに向けて自己紹介をお願いします
暮らすひと暮らすところは、国内各地の手工業の作り手や買い手との関わりの中で、商品の企画・提案を行っています。暮らしに豊かさがにじみだすような、日常生活を起点とした商品づくりを目指しています。2016年9月、拠点を大阪から愛知県犬山市に移した現在も、国内各地の伝統技術を持つ作り手の方々と、新たなプロジェクトが進行中です。
02 作品(商品)の見どころを教えて下さい
世界に一つだけのブローチです。ひとつとして同じかたちがありません。長い年月をかけて形作られた石と同じ形に、真鍮板を切り抜いて作りました。その証明として、モチーフになった石がセットされています。特徴的な色は、真鍮の腐食性を利用してた日本の伝統的な金属着色技法で、富山県高岡市の折井宏司氏により施されました。
03 最後に、会場にお越しになるみなさまへ一言メッセージをお願いします
ひとつひとつ違う形、違う色。砂浜で石を拾うように、ぜひ、自分だけのブローチをみつけてください。
暮らすひと暮らすところ
http://www.kurasu-kurasu.com