徳島の工房で木の小物を製作する、ivory+ 安藤由紀さん。樹種によってさまざまな表情を見せてくれる素材と向き合い、作品に徳島の特産でもある藍染めを施すなど、自然から生まれる色と質感を大切にしています。ブローチという小さな作品ながら、そこに息づくのは丁寧な手仕事と自然の息づかい。身につける人にそっと寄り添い、呼吸してくれるような温かさに満ちています。
【ivory+ 安藤由紀さんに聞きました】
01 ご来場いただくみなさまに向けて自己紹介をお願いします
徳島で木のコモノを製作しているivory+です。今年も「ブローチ博」に参加させていただきます。ブローチは、いろいろな材質の木の特質を活かしつつ、こんなのあったらいいなぁ、と楽しみながら製作しています。
02 作品(商品)の見どころを教えて下さい
木は育った環境によって全く違う表情を見せるところが、本当に面白いです。藍染の作品も木によって、季節によっても染まり具合が少しずつ変わります。今年から作り出した「rintoブローチ」は、半分ロウを塗って5回〜6回くらい染めて、ロウを熱湯で落として木地を出して染め分けています。今回は濃く染まりました。小さなブローチからも自然の空気を感じてもらえたら嬉しいです。
03 最後に、会場にお越しになるみなさまへ一言メッセージをお願いします
布博は、本当に魅力的なイベントだと思います。こんなに一度にたくさんのテキスタイルに触れる機会はないとまで思います。ぜひ会場で素敵な時間を過ごされてくださいね。ブローチもどうぞよろしくお願いいたします。
ivory+
http://ivory-plus.jimdo.com