“儚いもの”、“色がないもの”、“あるかないか分からないようなもの”が好きだという「結城琴乃」さんが作るのは、モノトーンでシックな印象のアクセサリー。塗料を塗った木片を焼き焦がすことで生み出しているという模様は1つずつ表情が変わり、時の移ろいを感じさせる風合いが特徴です。また、絹糸のように細い針金と蝋引きした紙を駆使して作られるアクセサリーからは、儚い美しさを感じます。
◆ 自己紹介をお願いします!
自宅の小さなアトリエで木と針金を主に用いたオブジェやアクセサリーを制作し、国内外にて展示会を中心に活動しています。
◆ 新しいオンラインフェスティバル・布博への意気込みをお願いします!
会場で手に取り胸元にあて楽しんで頂くいつもの布博と今年は違うけれど、冬の寒さの中、温かな部屋でゆっくりじっくりお選び頂く今年の布博を皆様に楽しんで頂きたいです。
◆ 今回の新作アイテムまたはおすすめアイテムを教えてください!
蝋で紙をひき焼き焦がしながらユーカリと銀貨草の葉を模したブローチをつくりました。ワンピースやスーツを装う特別な日に定番の焦がし絵ブローチは、一輪紫陽花と椿の新作が出来ました。椿は白と、私の作品には珍しい黒の色違いの二色です。
◆ 結城琴乃
Web site:https://kotono1218.exblog.jp/
Instagram:@yuukikotono