葛（くず）や綿、絹の糸を使用し、一つひとつ手編みで仕立てられるCREOLE（クレオール）のアイテム。代表・米澤里絵さんは、「ラオスで受け継がれる手織りの文化をいつまでも残して行きたい」という思いから、ブランドを立ち上げられたのだそう。植物や泥を使って染められる深い藍や墨色と、緻密な網目には、手仕事ならではの素朴な美しさがあります。ぜひ会場で、異国の空気を感じてみてはいかがでしょうか。

A B O U T

◇ ご来場いただくみなさまに向けて自己紹介をお願いします

CREOLEは、ラオスの村の女性たちとものづくりをしています。糸を紡ぐ、染める、織る、編む。ラオスにはこれらの手仕事を、まだ生活の一部として続けている村がいくつもあります。女性たちは集い、おしゃべりをし、しかし仕事をするその手は止まることがありません。

原料を採取し、糸作りからすべての工程を、機械を使わずに仕上げる葛バッグ。綿花から育て、手で糸を紡ぎ、手織りで仕上げる綿クロス。草木染めのための染料も自分達で調達します。CREOLEは、それら現地に残る貴重な手仕事が、いつまでも残るよう、また、それらが人の暮らしにさりげなく溶け込むようなものを村の人たちとつくっていきたいと考えています。

◇ 作品づくり、ものづくり、今の活動をスタートされるきっかけとなったエピソードを教えてください。

ラオスの村の女性とのものづくりは、10年程前にラオスに旅行したことがきっかけです。生活に必要なものを自分達で作る、というかつては日本でも当たり前であった手仕事がまだ残っていることに感銘を受けました。また、同時にそれら手仕事の製品を日本に持ち帰った時に途端にアジア独特の匂いで使いこなしにくくなってしまうということを残念に思いました。せっかくの手仕事を多くの人に手に取ってもらえるように。使ってもらえるように。そして、彼らの仕事が少しでも長く続くように。すこーしだけ、色と形を手直しして、彼らの手仕事がより魅力的になるようなものづくりを目指しています。

C O L L E C T I O N

◇ CREOLE

〒167-0054
東京都杉並区松庵1-1-5
TEL：090-3042-0474
http://creole-creole.com
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