日々の風景を紡いだ物語から生まれる、透明感に溢れた図案の数々。手捺染や手刺繍で描かれるCanako Inoueのテキスタイルは、儚げな色合いが美しく、澄んだ輝きを感じられます。全国の選りすぐりの工場や職人の元で、丁寧に作られた衣服は、風のようにふわりと体を包み込み、きっとあなたの心を穏やかにしてくれることでしょう。

A B O U T

◇ ご来場いただくみなさまに向けて自己紹介をお願いします

Canako Inoueは、街の風景、窓から差し込む光、やわらかく吹く風、愛くるしい動物たち、日記のよう描き溜めた物語をテキスタイルデザインで表現するアパレルレーベルです。手捺染でのプリント、古くからある刺繍機を用いるなど全国津々浦々の工場、職人の元を訪ねて作るテキスタイルは優しい色合いでありながらも、トレンドに左右されない世代を超えて愛されるものを目指しています。「布博 in 横浜」では衣服に加えて、ポーチやハンカチ、バッグなど、日常的に使えるアイテムをたくさん揃えてお待ちしています。ぜひCanako Inoueのブースにお立ち寄りください！

◇ 作品づくり、ものづくり、今の活動をスタートされるきっかけとなったエピソードを教えてください。

幼い頃より、絵を描いたりものづくりが好きで、和裁をやっていた曽祖母、洋裁をやっていた祖母の影響で、洋服作りに興味をもちはじめ、ブランドを持つことが夢でした。自分の絵を生地にして、洋服を作ることのできるテキスタイルの世界を知り、美術大学への進学を決意したのは高校生の頃です。

美術の先生、染織やデザインの先生、友人たちが、絵を描く喜びや、テキスタイルをつくる面白さを教えてくれました。卒業後はミュージックビデオの衣装づくりなどに携わり、アパレルブランドとして、Canako Inoueをスタートさせました。 全国の工場を巡り、生地づくりを進めますが、テキスタイルは本当に奥深い世界です。図案を描き、生地を作り、服を作る、楽しさやわくわくが、今もずっと続いています。Canako Inoueのテキスタイルを通して、その面白さや心地よさを感じていただけたらなと思います。

C O L L E C T I O N

夜に降る雪をイメージして描いた「あたたかい雪」ノーカラーシャツ。羽織としてもおすすめです。

青写真をシルクスクリーンプリントした「日々」シリーズ。A3やレコードも入るしっかりとしたトートバッグ。

巾着シリーズのトートバッグ。傷や汚れのある帆布生地にプリントを重ねて仕立てました。

◇ Canako Inoue
〒111-0056
東京都台東区小島2-9-10 台東デザイナーズビレッジ 103号室
https://www.canakoinoue.com/
クレジットカードの利用：可