ずっと眺めていたくなるほど、繊細で美しい造形を誇る結城琴乃さんのアクセサリー。木を焦がして描く“焦がし絵”という手法や細い針金を駆使して、羽根や気球、家などをモチーフとしたアクセサリーやオブジェを制作します。モノクロの世界のなかに込められた物語を感じてみてくださいね。

P A T T E R N

A B O U T

◇ご来場いただくみなさまに向けて自己紹介をお願いします

木と針金を主に用い、オブジェやアクセサリーを制作していますこの頃は和紙やロール紙等を蝋引きし、それを焦がし溶かし針金で形作るのにも夢中で、今回のブローチ博では新作を沢山連れていきます

◇結城琴乃さんの「ブローチ」や「耳飾り」のおすすめの使い方を教えてください

蝋引き紙
一枝の紫陽花

蝋引きし熱を加えた紙で作る紫陽花は、パリっと張りのあるところと焼けて茶色くひらひらとしたところが混沌としていて、貝細工のような、薄い硝子のようにな儚い花になりました。白いワンピースに着けるのも好きですが、柿渋染のような色に添えると花びらが浮かんだようにようになり綺麗なのではないかと思います。

◇結城琴乃