Kanae Entani

すっと静まりかえった白の空白が、現実のような幻のような不思議な世界をつくりあげるKanae Entaniの刺繍作品たち。花や動物、ホラー映画やミステリー小説に至るまで、様々なジャンルから受けたというインスピレーションが、独創的な愛らしい刺繍となって表現されていきます。

【Kanae Entaniさんに聞きました】

01 ご来場いただくみなさまに向けて自己紹介をお願いします
こんにちは。Kanae Entaniです。イギリスの美術大学でテキスタイルを勉強したのち、アシスタントを経て独立し、2011年に帰国しました。帰国してからは個展を中心に作品を発表しています。その他には、ファッションブランド’mother’への刺繍デザインの提供、EテレのCMの刺繍アートワークを制作、2015年12月にコスミック社より著書『花と動物の刺繍と布小物』を出版しました。

02 作品(商品)の見どころを教えて下さい
刺繍という伝統的な技法を用いて、空想と現実の間のような、あいまいで淡い世界を作っています。古くからある技術の中に、ユーモアや新しさを感じていただければと思います。

03 会場ではどのようなディスプレイでお客さまを迎えてくださいますか
今回は刺繍のぬいぐるみをたくさん持って行く予定なので、いつもよりも少しファニーで幻想的なディスプレイにできたらと思っています。

04 最後に、会場にお越しになるみなさまへ一言メッセージをお願いします
布博はお買い物だけでなく、ライブやフードなどもお楽しみいただける楽しいイベントだと思います。3月は春とはいえ、寒い日も多いので、ぜひ暖かくしてお越しください。

Kanae Entani
www.kanaeentani.co.uk

当日こんなブースをつくります

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今回は小さなぬいぐるみをたくさん作りました。たくさんあるので、当日はもっとにぎやかになりそうです。お気に入りを探しにきてくださいね。

布博新作アイテム

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今回は手のひらに乗るくらいの小さなぬいぐるみを新作として作りました。ご自分へのプレゼントや、大切な方へのご出産のお祝いなどにしていただけたら嬉しいです。

わたしのアイディアの源は…

旅先でふらりと古本屋さんに入るのが好きです。装丁も、植物の挿絵も素晴らしいハーブの本は、制作の合間によく手に取ります。ピーターラビットの本は、イギリスの田舎に住んでいた時のことを思い出させてくれます。長い間愛される、普遍的なものづくりに憧れます。

ここが私の仕事場です

私の一番好きな場所、三軒茶屋の小さなアトリエです。ここで作品を作ったり、打ち合わせをしたり、刺繍ワークショップをしたりしています。